小学校の卒業式

長女の小学校の卒業式が今日ありました。



大震災で大変な思いをされている人もいる中、このような立派な式典に
親子で出席できたことは、心に深く残る思い出になりました。



名前を読み上げられた後に、将来何になるかを一言発表してから卒業証書を頂きます。
なりたいではなく、なります！！と言いきらせていました。


長女にはまだはっきりした夢がないらしく、とりあえず思いついたものを
述べたそうです。
まだ１２歳。これからじっくり探していけるといいと思います。


式の最後の方に父兄代表でＰＴＡ副会長としてのパパの謝辞。
も～こっちが緊張しました。
無難に読み上げられたこともそうですが、とにかく２年間がこれですべて終わった
ことに本当に肩の荷がおりました。
いろんな思いをしたので・・・・。


式の後は教室に戻り、先生からの最後のお話。



式の間は何度かこみ上げてくる想いはあったものの
涙が出るということもなかったのですが、
先生の泣き顔を見たらグッときてしまいました。
ですが、子供達は結構あっけらかんとしていました。。。。


先生はまだ若く２年目の先生なので、初めての卒業生です。
だから思いがひとしおのようで、お話しからさみしさや嬉しさが伝わってきました。


先生が最後に話して下さったのが、クラーク博士の「少年よ大志を抱け」のお話。


お金を求める大志でなく、
利己心を求める大志でもなく
名声というつかの間を求める大志であってもならない。
人間としてあるべきすべてのものを求める大志を抱け。と・・・。


中学・高校の教科書に載っているそうですが、
私の記憶にはなく・・・恥ずかしいことにこの言葉の意味を初めて知りました。
札幌の羊が丘にも何度も行っているというのに・・・。


子供達にこの話がわかったかどうかは疑問ですが
私はいいお話をして頂けたと思いました。




最後までダッフィーを教室に飾るディズニーおたく先生でしたが
心のあり方がすばらしい先生でした。
毎日のように子供や親に向けた言葉かけを音読カードに書いてきて下さって
１年間先生と一言文通を続けていたので、直接お話をすることはそんなになかったのに
随分たくさんお話をしたような気がします。
世の中、不祥事を起こす教員もいる中、まだまだこういう先生もいるんだと
感動を頂いた感謝すべき先生でした。
もちろんこの６年間にはそういう先生は他にも何人かいらっしゃいました。





最後は一人ずつ先生にお花を・・・。




月並みな言葉ですが、本当についこの間、ぶかぶかのランドセルを背負って
学校に通い始めたと思ったらもう・・・という心境です。
こうして無事に卒業の日を迎えられたことは、決して当たり前ではなく
本当に感謝すべきことだと思います。

みーちゃん卒業おめでとう。ありがとう小学校。ありがとう先生。




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